デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応したMoto G4 Plusがついに発売されました。これまで「2台持ち」をされていた方は、念願の端末ではないでしょうか。
そんなMoto G4 Plusのレビューを紹介し、格安スマホ(Moto G4 Plus本体とデータSIMのセット)として購入可能なMVNOをこのページでは紹介していきます。
このページを読むことでMoto G4 Plusの特徴と購入すべきかどうかが分かるでしょう。ぜひ参考にしてください。
モトローラ社から発売のMoto G4 Plusは7/22に日本でも発売されました。日本の格安スマホが伸びを期待し本格参入をきめたようです。
ただこれまで期待とは裏腹に、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアーユーザーが積極的に格安スマホに乗り換えているかというと、ITリテラシーの高いかたやお得感度の高いかたが利用されているイメージです。
その理由は、
・キャリアの2年縛り
・話放題できるキャリアが便利
・解約がめんどう
・「格安」から想起される通信品質の悪さ、端末性能の悪さ
・キャリアと比べ店舗でのサポートが弱い
などがあげられます。
「格安スマホ」「格安SIM」はお得に節約できることから注目されていますが、乗り換えの悩みは深く、「いずれ周囲の評判を聞いて乗り換える」といったところが現在の様子に感じます。
今回紹介する「Moto G4 Plus」はまさにそんなユーザーにぴったりのSIMフリー端末です。理由は「デュアルSIMデュアルスタンバイ」です。
端的に紹介すると
「キャリアのSIMと格安SIMを両方利用できる端末」
ということです。
Moto G4 Plusは次のような形で2枚のSIMを指せ、2枚同時に待ち受けることができます。
この2枚同時に待ち受けることができる日本はじめての端末が「Moto G4 Plus」です。
つまり、キャリアの音声通話の回線を利用しつつ、お得な格安SIMのデータ通信が利用できます。
実際にこの端末でキャリア回線と格安SIM回線を1台で利用している方がたくさんいます。
私の妻は、ドコモのカケホーダイ(月額2,700円)のガラケーと格安SIMを差した古いSIMフリースマホを利用しているので、月の通信費は3,600円(税別)となっていて、ドコモだけをつかっていた時と比べると半額以下に通信費を節約できております。
キャリアの音声通話を利用すれば、
・違約金を支払わなくてもよい
・格安SIMの通信品質を確認できる
・これまでの電話番号が利用でき手続きも複雑でない
・キャリアのサポートもこれまでどおり
と格安SIMを始めるには申し分ない条件でしょう。
Moto G4 Plusのスペックは非常に優秀で、オクタコアのCPUに3GBのRAMを搭載し、高スペックであることが分かります。
こまかなスペックは価格.comに掲載のスペックをご確認ください。
基本仕様 キャリア SIMフリー(キャリア契約なし) 販売時期 2016年夏モデル OS種類*1 Android 6.0 最大待受時間 内蔵メモリ ROM 32GB RAM 3GB CPUコア数 オクタコア 文字入力 タッチパネル 外部メモリタイプ microSDXCメモリーカード バッテリー容量 3000 mAh 画面性能 タッチパネル ○ 画面サイズ 5.5 インチ 画面解像度 1920x1080 パネル種類 3D対応 ネットワーク データ通信サービス 下り最大データ通信速度 Bluetooth Bluetooth 4.0 + LE + EDR 赤外線通信機能 テザリング対応 NFC対応 LTE対応 ○ 無線LAN規格 802.11 a/b/g/n カメラ メインカメラ画素数 1600 万画素 撮影用フラッシュ 手ブレ補正 サブカメラ ○ その他機能 防水機能 HDMI端子 4K撮影対応 ワンセグ フルセグ MHL対応 おサイフケータイ GPS機能 海外使用 認証機能 指紋認証 ハイレゾ テレビ電話 センサー 加速度計/ジャイロスコープ/環境光センサー/近接センサー/センサーHub SIMカード デュアルSIM ○ SIM情報 SIMフリー (micro-SIM) コンテンツ保護 SeeQVault対応 サイズ・重量 幅x高さx厚み 76.5x152.9x9.78 mm 重量 157 g カラー カラー ブラック ホワイト
同じようにデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)対応しているZenFone3とのスペックはどうでしょうか。
CPUは同じオクタコア、メモリ量は同等となっているため、Moto G4 PlusかZenFoneのどちらを選ぶかは好みと言って良いでしょう。
つまり画面サイズやデザイン、ボタン、MVNOのキャンペーンから選ぶ流れで良いと思います。
画面サイズは5.5インチで競合するZenFoneと同じです。iPhoneではiPhone 6 Plusと同じ大きさですのでその大きさがイメージつくでしょう。(iPhone 6は約4.7インチ)
この大きさはいわゆるファブレットと言われ、圧倒的な画面の大きさで情報量や迫力を得ることができます。反対に片手での操作やズボンポケットに入れるのは難しいでしょう。
バッテリー容量は3,000mAhでこれも競合のZenFone3と同じです。またiPhone 6 Plusも約2,915mAhのため、朝から夜までしっかり利用できるでしょう。
Moto G4 Plusの特徴からどのようなユーザーが適しているでしょうか。おすすめしたいユーザーは次の方でしょう。
・格安SIMで節約をはじめてみたい方
・ハイスペックの端末を利用したい方
・片手操作より情報量・迫力を求める方
現在、MotoG4 Plusは次の2つのMVNOが取り扱っています。
・BIGLOBE
・DMM mobile
BIGLOBEは現在キャンペーン中で、スマホとSIMをセットで購入すると最大1,200円×6カ月値引きとなります。
初めての方は3GB/月のデータ通信がおすすめです。
キャリアの音声通話を使う場合は「エントリー3GB」プランで900円/月です。この場合、割引特典は初月無料+6カ月間 600円/月値引きとなります。
音声通話もBIGLOBEで利用する場合は「エントリー3GB」プランで1,600円/月です。この場合も割引特典は初月無料+6カ月間 600円/月値引きとなります。
キャリアの音声通話を使う場合は「データSIMプラン」を選びましょう。初めてのかたは3GBあたりからはじめるとちょうど良いでしょう。価格は850円/月です。
音声通話も乗り換える場合は、「通話SIMプラン」を選びましょう。3GBは1,500円/月です。
Moto G4 Plusはハイスペックかつ大きなディスプレイのSIMフリー端末ですが、それ以上に「デュアルSIMデュアルスタンバイ」が特徴的な端末であることを紹介していきました。
お得な格安SIMに興味はあっても
・キャリアの2年縛り
・「格安」から連想する通信皮質
などで乗り換えに踏み切れなかった人にはぴったりの端末です。
この端末をきっかけにぜひお得に節約をはじめてみましょう。