WELQ(ウェルク)のキュレーション機能を徹底解説!

著者:すー

最終更新日時:2016年08月30日 / 公開日:2016年08月29日

テキストエディタとFTPで更新していた時代から、ブログ、キュレーション、バーティカル(特化型)キュレーションと発展し、iemoやMery、Welqの成長が世間を賑わせてます。

このページではバーティカルメディアのTOP3と言われている
・WELQ(ウェルク)
・MERY(メリー)
・LAUGHY(ラフィ)
のWELQにフォーカスして主にキュレーション機能を紹介していきたいと思います。

2016年6月の利用者数が最も多かったのは、ヘルスケア情報に特化した「welq(ウェルク)」で631万人だった。昨年10月の提供開始以降、急速に利用者数を伸ばし、直近3カ月では前月比2倍以上の増加を記録した。 続く2位は、若年層の女性をターゲットとした「MERY(メリー)」(最新アドタイ記事リンク)で610万人。2015年7月・12月に放映したテレビCMなどの効果もあり、1年間で利用者数は約150万人伸びた。3~5位は、大人の女性をターゲットとした「LAUGHY(ラフィ)」(558万人)、旅行情報に特化した「Find Travel」(500万人)、および「RETRIP」(450万人)で、いずれも昨年同月比で利用者数が3倍以上に増加した。

出典:特化型キュレーションメディア利用者数トップ3は「ウェルク」「メリー」「ラフィ」

WELQアイキャッチ

Welqのシステム仕様について

ユーザー登録すると次のメリットがあるようです。
・まとめが作れる
・ブックマーク機能が利用できる

登録時のシステム仕様としては次のとおりでした。
・メアドの存在チェックはない
・パスワードは半角英数字6文字以上
・ユーザー名は英字で3文字以上。重複は許されない
・登録時の情報は、メアド、ユーザ名、パスワードのみと最小限

続いてWELQのまとめ作成画面について。

WELQのまとめ作成画面

【画像】
画像は次のような利用の仕方があります。
・画像をアップロード
・画像URLを指定して追加
・「Instagram」の画像を追加
・「レシピブログ」の画像を追加
・「Beauty-Box.jp」の画像を追加
・「getty images」の画像を追加
・「Pinterest」の画像を追加

【テキスト】
テキストは普通のtextareaで入力します。pタグで表示されるようです。空行を境にpタグが分かれるという仕様はないようです。
記事も書いたりする私としては、文字色を赤色にしたり、文中リンクをつけたりしたいですが、ここは各キュレーションとも発展していないようです。

【引用】
引用する内容と引用元のURLを入力する仕様です。いたってノーマルです。blockquoteで囲まれるようです。

【見出し】
見出しの入力エリアと「大見出し(h2)」「中見出し(h3)」「小見出し(h4)」を選択するコンボボックスがあります。
WELQはh4まで指定できる仕様ですね。Naverまとめは確か「h2」しか指定できなかったと思います。個人的には便利!

【リンク】
URLを入力すると
・OGP画像の取得
・タイトル:OGPまたはtitleから取得
・説明(160字):OGPまたはmeta descriptionから取得
と取得します。

コメントは任意で入力可能で、リンクをボタン風に表示できかつボタンの文字列(34文字いない)も指定できます。うん、便利!

【Twitter】
ツイートのURLまたはツイートを探して指定することができます。
iframeで埋め込んでいるというよりかは、サイトのコンテンツとして取り込んでいるようです。
twitterwidgetタグってなんだ?

【YouTube】
YouTubeのみ動画対応しているようです。URLを指定するだけです。

【商品】
Amazonの商品を指定できます。

【Playbuzz】
正直知らなかった。イスラエルの方で流行っているらしい。簡単に調べましたがどういうニーズでこのメニューがあるかわかりませんでした。誰かこっそりと教えて欲しいです。

創設たった10ヵ月のイスラエル発のバイラルメディア「PlayBuzz(プレイバズ)」が勢いを見せています。クイズやリスト記事に特化したサイトなのですが、9月のフェイスブックでのシェア数でバズフィードを抜きました。

出典:バズフィードよりシェアされるバイラルメディア「PlayBuzz(プレイバズ)」とは?

おもしろいのは、「目次編集」機能。
これは自動的にリスト化した大見出しから、非表示にしたものを任意に選べるというものです。
正直、大見出しを非表示にする利用シーンがイメージできませんが、まぁ、そういう記事もあったのでしょうか。

まとめ

今回はバーティカルメディアで著しい成長を遂げたWELQのキュレーション機能について紹介してきました。

「ココロとカラダの教科書」で「みんな」がまとめられるようです。

会員登録したら誰でもまとめがつくれるようなので、低品質なまとめ記事が量産される可能性はあります。

「健康」に関する信頼性が必要なサイトでこの懸念は小さくないでしょうがいまのところ良質な記事が多めの印象です。

キュレーション機能としては、見出しを「大見出し」「中見出し」「小見出し」と選べるkと、Playbuzzを指定できるところが私としては新発見でした。

今後はMeryなどの他のキュレーションサイトも紹介していきたいと思います。